U字システム開発について

システムエンジニアとして

専門学校を卒業後、20歳になる年にシステム開発の業界に入れて頂き、今年で57歳になります。
構造化プログラミングに始まり、ウォーターフォールモデルのV字型の開発工程が主体でしたが、これも時代とともに変化している様子です(下記、V字型モデルの構成図)。

U字システム開発(U字モデル)
U字モデルは、V字モデルの派生であり、開発プロセスとテストプロセスがU字の形で連携しています。野村総合研究所(NRI)が採用したといわれています。
システム開発の現場で大きな無駄の1つに手戻りが挙げられます。要件定義(要求の分析)から総合テスト・受入テストまで全工程をきっちりこなすウオーターフォール型の開発では、作業工程の手戻りを最小限に抑えることが必須です。そこで有効なのは、超高速開発ツールを用いたコードの自動生成による製造や単体テストの工程の簡略化です。これにより、上流工程である要件定義に時間を割り当てられ、また、設計情報からコードを自動生成できるため、設計者とプログラマー仕様の認識の食い違いによる手戻りを防ぐことができます。

参考:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00840/070900002/
V字モデルと比べた際の大きな特徴として、詳細設計→コーディング→単体テストの箇所が省略されていることが挙げられます。実装に必要なUI部品(コンポーネント)を共通化し、基本設計の内容がそのままアプリケーションの実装になるような仕組みを構築しています。
また、共通部品群で作れない機能は極力排除することにより、設計段階では作れる見込みだったのが、実際には難しかった、といった手戻りを極力排除しています。
U字モデルとV字モデルは、同レベルの開発工程とテスト工程を並べているという点では全く違いは無く、得られるメリットもほぼ同じです。ただ、U字モデルの方がより開発フレームワークとシームレスに繋がるように設計されており、洗練されているといえるでしょう。ただし、V字モデルがU字モデルに比べて極端にデメリットが大きいということはありません。

日立製作所のシステム開発における 生成AIの活用
製造工程を完全に生成 AI で自動化することで、従来の「V 字モデル」から「Uモデル」へと、開発プロセスを抜本的に改革していく、といったことも可能になった。
参考:日立製作所のシステム開発における 生成AIの活用

タイトルとURLをコピーしました